
地域ブランド産品に関するイメージ調査の非食品分野でトップとなった輪島塗=2006年3月、輪島市内
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地域名と商品名を組み合わせた全国各地の「地域ブランド産品」で何を思い浮かべるか
―。ブランド総合研究所(東京)がインターネット上で実施した全国想起調査の結果が三
十一日まとまり、工芸品など非食品分野では輪島塗がトップになった。四人に一人が輪島
塗を挙げており、伝統産業界での全国区のブランド力が裏付けられた。
ブランド総合研究所の「想起調査」は、昨年十二月二十日から二十四日まで、全国の二
十歳以上男女約千五百人を対象に行われた。
「米・穀物等」「めん類」など食品十四分野、「漆器・塗り物」「陶磁器・焼物」など
非食品十三分野でそれぞれ思いつく「地域名+商品名」の産品ブランドを挙げてもらった
。
千四百八十八人が回答し、輪島塗は「漆器・塗り物」分野で全体の25・5%となる三
百七十九人が挙げ、有田焼(22・4%)を抑えて非食品分野のトップとなった。県内か
らは、九谷焼も非食品分野の十位(6・0%)に入った。食品分野では「あきたこまち」
「松阪牛」「讃岐うどん」の順となった。
同研究所によると、産品の想起率が高いほど、その分野で突出したブランド力を持つこ
とを意味し、同じ分野で想起率が低い場合は、ブランド間の競争が激しかったり産品のイ
メージがあいまいだと考えられるという。
同研究所の田中章雄社長は輪島塗について「圧倒的な知名度で、漆器業界では一人勝ち
状態。認知度が高いと偽物も増えるおそれがあるので、品質向上と商標管理に努めて産地
の活性化に励んでほしい」と話した。
輪島漆器商工業協同組合の岡垣昌典理事長は今回の結果について「全国を行商して回っ
た先人の功績が大きく、大変光栄なこと」と受け止めた。
申請中の輪島塗の「地域団体商標」登録については一、二カ月中に認定されるとの見通
しを示し、「高級品としての知名度が商品を売れにくくしている面もあり、今後は実用性
を兼ね備えた商品開発を進め、真に日本を体表するブランドとなるよう組合挙げて努力し
たい」と述べた。