金沢市議会教育環境常任委員会は二十四日開かれ、市側は昨年開かれた現代アートの国
際交流イベントで不適切な対応があったとして、二十三日付で金沢美大の三十代男性助教
授を減給十分の一(三カ月)の処分としたと報告した。
助教授は昨年五―六月、国内外の芸術家を金沢市に招き金沢美大生らと交流する「国際
交流コンテンポラリー・アーティスト・イン・レジデンスプログラム金沢」を主宰したが
、ギリシャ人出展者の映像作品を収めたDVD六枚を紛失。同活動に加わった美大生に対
し、地位を利用して暴言を吐くなど「パワーハラスメント」も行った。
また、同活動の交換事業として昨年夏にギリシャで開かれた展覧会で、助教授の不手際
のため、金沢市から派遣された作家による出展が公式プログラムから外された。
金沢美大によると、昨年十月にギリシャ人出展者から金沢市長あてに抗議文が届き、調
査チームが事実関係を調べた。同出展者には助教授本人が示談金(約五十五万円)を支払
った。