北陸電力は十一月、石川県志賀町の福浦港地区で、計画中の福浦風力発電所の一期工事
として、風車四基の建設を始める。二〇〇九年十月に一基工事を終え、運転を開始する。
その後、五基を二期工事として建てる予定で、一一年一月には最大発電量二万一千六百キ
ロワットの発電所が完成する。
福浦風力発電所は、北電グループ初の風力発電所で、開発、運営を連結子会社の日本海
発電(富山市)が担う。風車の高さは約八十メートルとなり、風車一基あたりの最大発電
出力量は当初計画より四百キロワット大きい二千四百キロワットに設定された。
九基という風車の数は、当初計画より一基少ない。昨冬から行っていた風向や野鳥の環
境調査に基づき、計画を修正した。住民への説明会は終えている。
発電所の敷地面積は約百六十万平方メートルで、土地取得費を除く投資額は四十―五十
億円を想定している。北電は、福浦風力発電所の稼働で年間約三万トンの二酸化炭素排出
削減効果があると試算している。