【4月1日03時10分更新】
 ■ 北陸の経済ニュース

◎エコバッグ、おしゃれに 機能・デザインで脱#モ「物袋

 買い物でレジ袋の代わりに使う「エコバッグ」。改正容器包装リサイクル法が一日に施 行されるのに合わせ、北陸の雑貨店が品ぞろえを強化している。小さく折り畳めて携帯に 便利な機能性に加え、デザイン性の高い商品も登場、若い女性の心をとらえているよう。 環境配慮から生まれたエコバッグもまずは“見た目”からが定着のカギになりそうだ。

 扇商事(金沢市)が石川、富山などで展開する「アミング」には、イチゴやゾウなどの 柄のナイロン素材のものや、スーパーのかごにすっぽり収まるものなど多彩なエコバッグ が並ぶ。

 アミングがエコバッグの取り扱い数をそれまでの数種から、十数種に増やし、専用コー ナーを設置したのは半年前。「東京や京都の一部スーパーでレジ袋の有料化が始まり、一 気に関心が高まった」(売り場担当者)といい、売り上げは二割以上伸びたという。

 文苑堂書店(高岡市)の雑貨店「B&Bハウス」も昨年末から売り上げが伸び始めた。 売れ筋はナイロン系の軽い素材に英字印刷が施されたタイプで「仕入れる度に売り切れる 」(売り場担当者)人気。二十種程度のエコバッグを扱っている香林坊大和(金沢市)も 一日十点程度が売れる隠れた人気商品という。

 各店によるとエコバッグを買い求めるのは二十―三十代の主婦やOLが多い。価格が四 百円から二千円程度と手ごろなため、服装に合わせて二つ、三つ持っている人も少なくな いという。

 一方、製品を企画する側も、おしゃれ心をくすぐるエコバッグの提案に力を入れている 。イオン(千葉市)は、自社企画のエコバッグをこれまでの環境担当の部署から、服飾か ばん担当の部署に移管した。めいてつ・エムザ(金沢市)、ファボーレ(富山市)などに 「無印良品」を出店する、良品計画(東京)も「環境のためと呼びかけるより、エコバッ グを持って買い物するのがかっこいいというイメージを提案する方が受け入れられやすい 」(環境広報)と分析する。

 レジ袋の削減に向けては、石川、富山両県もスーパーなどと協議し、有料化の方策を検 討する。関係者は「どうせ持つなら人とは違うものをという人が増える。エコバッグ人気 はまだまだ続くだろう」(土木貴詞文苑堂書店富山エリア長)と指摘しており、需要は今 後ますます拡大しそうだ。


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