日本バイオマス開発(東京)は、木くずなどを燃料に発電するバイオマス発電所を石川
県宝達志水町に建設する方針を決めた。資源エネルギー庁の補助金交付が決まり、来年二
月の運転開始を目指す。
計画地は宝達山のふもとで、羽咋郡市広域圏事務組合の施設用地を借り受ける。敷地面
積は約六千平方メートル、発電所の施設面積は約千六百五十平方メートル。投資金額は十
八億円で、十人程度の新規雇用を予定する。
年間約二万三千トンの木材チップを利用し、一時時間当たり二千七百六十キロワットを
発電する。今年四月に着工する。二〇〇六、〇七年度で新エネルギー事業者支援対策費補
助金約三億五千万円の交付が決まった。
発電所周囲に木材チップの原料となる間伐材などが豊富にあることなどが進出の決め手
になったという。既に現地法人のいしかわグリーンパワー(宝達志水町)を設立している
。
木質バイオマス発電所の進出により、企業誘致には縁がなかった能登地区の中山間地の
活性化や、森林残材の利用促進、廃熱利用による農業振興などが期待される。