帝国データバンクがまとめた二〇〇六年十二月の北陸三県企業倒産集計は、件数が前月
から五件増え十九件となったものの、負債総額は前月より54・8%少ない四十億七千三
百万円に大幅減少し、「多発小口化」(同社)が際立った。
負債総額が減ったのは、十億円を超える倒産がなかったため。地域別では、石川六件(
前月五件)、富山六件(同七件)、福井七件(同二件)となった。業種別では建設が七件
と最も多く、サービスが四件、小売りが三件だった。倒産主因では、販売不振、輸出不振
、売掛金回収難などを主とする不況型倒産は全体の73・7%(同92・9%)に減った
。
同社では「原材料費の高止まりが、価格転嫁をしにくい中小企業に影響を与えている」
と分析している。