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2005年3月26日更新 金沢市の武蔵ケ辻第一地区市街地再開発準備組合は二十五日、臨時総会で解散を決議し た。再開発事業の中心に据えていた武蔵ケ辻ビル=写真=と駐車場を取得した第一交通産 業(北九州市)が単独で複合ビルを建てる方針を明確にしたため、存在意義がなくなった 。 複合ビルについて、同社は地階を設けず十四階建てとする構想を示したが、金沢市など は地下を整備し、武蔵ケ辻交差点の地下道と連結させるよう求めた。 第一交通産業の基本構想によると、複合ビルは一、二階を商業テナント、三階以上を分 譲マンションとする。テナントを含む詳細は未定という。これに対し、金沢市は「地下道 のクロスピアと連結させないと、武蔵地区の回遊性が薄れる」(再開発課)とし、再考を 促している。 総会には地元関係者、金沢市、第一交通産業の担当者も出席した。複合ビルに関し、第 一交通産業側が単独事業とする意向を伝えた。組合側は景観に配慮した外観とし、金沢市 や地元の意見をくみ取った上で、建設を急ぐよう要望した。 同社は武蔵ケ辻ビルの区分所有者の同意を得た後で老朽化した建物を壊し、新たなビル を着工する。今後、地階整備を求める金沢市との調整が課題となりそうだ。 準備組合は一九九六年に発足したが、再開発事業に取り組めずに役割を終える。事業費 の残金については、地元商店街などでつくる武蔵活性化協議会に寄付する。
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