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2005年3月1日更新 名古屋鉄道(名古屋市)は二十八日の取締役会で、連結子会社の北陸交通(金沢市)を 三月末で解散することを決めた。タクシー事業はグループの石川交通(同)、観光・バス 事業は新会社の北交バス(石川県野々市町)が引き継ぐ。減損会計導入で債務超過が避け られず、金融機関からの借り入れが難しくなる恐れがあったため、事業を清算してグルー プ内で再構築する。約七億円の累積損失は名鉄が今期で処理する。 北陸交通の従業員約二百二十人は事業を引き継ぐ二社に移る予定で、希望退職も募る。 北陸交通が保有するタクシー約九十台はそのまま石川交通に移譲される。貸し切りバスは 、四十二台から三十五台前後に減らして北交バスに譲り渡す。 北交バスは、北陸交通社長の橋本輝代司氏が社長を兼務する小松バス(小松市)の10 0%子会社とする。二月二日に資本金一千万円で設立し、社長には北鉄金沢中央バス(金 沢市)の角永正社長が就いた。本社は、北陸鉄道の子会社加賀白山バスの営業所が入る野 々市町横宮町のビル内に置く。 金沢市泉本町の北陸交通本社の土地と建物は石川交通、バス事業部が入る西泉二丁目の 土地などは北交バスに、それぞれ引き継がれる見込み。名鉄は売却も含めて活用策を検討 するとしている。 北陸交通は一九九六年から債務超過状態が続いたが、〇二年に北陸交通旅行社との合併 で、土地の含み益を計上し、債務超過は解消されていた。しかし、減収に歯止めが掛から ず、〇四年三月期の売上高は前期比約11%減の十六億一千六百万円にとどまった。
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