2005年1月22日更新


粘土アニメの制作簡略化 石川県工試 バーチャル技術を応用

 石川県工業試験場はバーチャルリアリティー(仮想現実)技術を応用し、粘土を使った アニメーションを容易に制作できるシステムを開発した。粘土を少しずつ動かして撮影す る手間を省き、制作時間を半分以下に短縮できる。作家の評判も良く、実用化を目指す。

 システムはパソコン、触覚入力装置、三次元カメラなどから構成される。粘土人形の形 状データと写真データをパソコン上で合成。触覚入力装置を使って画像に触れると、実際 に粘土に触れているような感覚で形を変えることができる。

 変形途中の形を自動的に計算し、自然な動きとして再現することもできる。失敗しても データを再利用できるため、粘土人形を作り直す従来の方法より大幅な時間短縮につなが る。

 三秒程度のアニメーションは通常、制作に一日程度かかるが、今回のシステムでは形状 データの取得に約二時間、変形は約二十分だった。映像も粘土の質感を保っており、良好 であると確認した。



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