特集
■ここまできた幼児教育熱 「0歳」から脳と体を鍛え
「子どものためなら金惜しまず」 未就学児の習い事が花盛り
0歳児が通う知能開発、英語、水泳などの幼児教室が花盛りだ。石川、富山県でも「子どもの未来のためならお金は惜しくない」「いずれは有名大学に」と、教室を掛け持ちさせる親も目立つ。這(は)えば立て、立てば歩めの親心。わが子の成長に期待する思いに、少子化を生きる育児関連業界の競争が相まって、乳幼児のお稽古通いが加速しそうな勢いなのである。
■中3生必読!来春の国公立高校入試動向
【石川】 泉丘、桜丘 志願増で激戦か 小松明峰はボーダー上がる可能性
第1回石川県総合模試 徹底分析
2011(平成23)年度の公立高校入試に向け、本格的に志望校を考える時期が迫っている。7月に行われた石川県最大の県総合模試(北國新聞文化センター主催)の結果を昨年同期と比べると、今春、各40人の定員増を図った泉丘、桜丘を第1志望とする受験者割合が増えた。来春は中学校卒業生数の大幅減少で、定員が基の水準に戻るとの見方もあり、激戦が予想される。学力面では、小松明峰志望者の得点率が昨年を大幅に上回り、ボーダーラインが上がる可能性がある。
【富山】 富山中部、富山は高倍率に
理数科廃止、新学科設立の影響も
富山育英センター(富山市)が7月に実施した、県立高校入試育英模試「夏休み直前模試」(富山新聞社など後援)の結果からは、11年度入試で富山中部、富山の志願者が増えることが予想された。
■ここを聞く
石川県教育長 竹中博康氏
「夢や職業意識持つ子育てる」
難題に猪突猛進、スピード重視
今年7月、石川県教育長に就いた竹中博康氏は「生きる力」を持った子の育成を基本方針に掲げた。「意欲や向上心は目的があってこそ高まる」とし、学力向上はもちろん、将来の夢や職業観を育むキャリア教育の充実を図り、指導する教員にも幅広い社会勉強を求めたいと語る。「仕事はスピード感を持って、難題にも猪突猛進する」。新教育長は、持ち前の行動力で初の教育行政を牽引する構えだ。
■葬祭業サバイバル 熾烈(しれつ)さ増す顧客争奪戦
祭壇を60万円引き 安値競争も止まらず
高齢化の進行に支えられ、成長産業と言われ続けた葬祭業。長引く景気の低迷はこの業種にも影を落とし始めた。盛大に故人を見送る従来の葬儀スタイルに取って代わり、今やあまり金をかけない「ジミ葬」が主流になりそうな雲行きだ。安値競争はどうにも止まらず、高額商品の代名詞だった祭壇を一気に60万円引きする業者も現れた。運送業から本格参入する企業もあり、危機感を強める業者間の顧客争奪戦は熾烈さを増している。
■迷宮入りの女性コーチ殺人事件 元石川県警特捜刑事が激白
「犯人の確信あった」 身内の捜査に今も疑念
2007(平成19)年9月、今は廃止された時効制度によって迷宮入りした女性スイミングコーチ殺人事件。石川県警は、20歳の若さで命を奪われた被害者と遺族の無念を晴らせなかった。「犯人の確信があったのに捜査を尽くせなかった。今でも身内の捜査手法に疑問を持っている」。かつて解決に執念を燃やした元県警特捜刑事が捜査の裏側を明かし、刑事警察のあり方に一石を投じる。
■「世界に1台」にこだわる若者 存在感を車でアピール
車内にモニター31個、つぎ込んだお金は2000万円。車をこれでもかと飾り立て、存在感を誇示する若者たちがいる。不便で維持費も高く付き、周囲から冷めた視線を集めることもある。それでも自分らしさを表現する手段として、ひたすら愛情を注ぐ。「世界に1台」にこだわる姿からは、現代の若者気質の一端が、おぼろげながら見えてくる。
好評連載
■食アクター健 作・画 土山しげる

■御供田幸子の婆ちゃんコント
「おとなしい女ほど年を取ったらキカンもんや」
千秋 昨日、息子が「バアバ、買い物に連れて行ってやる」ちゅうさかい、ほんなちょっこ涼しいとこにでも連れてってもらおうと思うて車に乗ったんや。ほしたら普段、若いもんのデカい車に乗り付けんもんやさかい、慌てて降りたら小指をドアに挟んでしもた。つめが割れて痛うて痛うて。娘時を思い出すほど、久しぶりに血が止まらんがになって…。「婆ちゃん、はい」ちゅうてドアを開けてくれればこんな目に遭わなんだがに、隣で嫁が見て見ぬふり、と思うたとたん、また血がドドド。
(一気にまくし立てると、千秋婆ちゃんは客席に向かって包帯に巻かれた小指を立てる。そこに、ゆっくりとした足取りで幸子婆ちゃんがやってきた)。
■イッセー・森田の人生芝居 文・森田雄三
「美容整形」
カウンセリングが大流行(おおはやり)らしい。毎週美容院に行く女性スタッフが、美容師さんに「話を聞いてもらえると元気になる」と言っていたから、美容院もカウンセリングの一つかもしれない。この「美容整形」というネタは、白衣の医師が一方的にクライアントの話を聞いているだけだ。
■女医 赤澤センセの診察室
【特別編】
赤澤純代医師(金沢医科大)、青木桂生氏(クスリのアオキ会長)、多田空仁彦氏(和倉温泉・多田屋社長)、神野正博氏(恵寿総合病院理事長)
石川発、地域医療再生は総力戦
注目の「医療観光」も全県連携で
健康とは?安心とは?賑(にぎ)わいとは?
深刻な医師不足や高齢化の進行により、地方は医療崩壊の危機にさらされています。全国的に独居老人の生活の問題も浮上しています。石川県の能登北部や南加賀も例外ではありません。この困難な状況をどう打開すべきか。新たな地域振興策として注目されている「メディカルツーリズム(医療観光)」も含めて話し合いました。
■まいどさんと城下町探訪 「加賀藩の勤皇派志士」
NHK 大河ドラマ「龍馬伝」では、幕末を舞台に土佐や薩摩 、長州出身の志士の活躍が描かれています。この時期、加賀藩でも有能の士が活動しますが、多くは志半ばでその生涯を終えました。今回は、幕末に処罰された加賀藩の勤皇派志士を紹介します。案内人は、金沢観光ボランティアガイド「まいどさん」で、金沢検定上級合格の桜井保明さんです。
■北陸・近代文学の里を行く 文・秋山稔 金沢学院大教授
龍神伝説を現代に甦(よみがえ)らせる
泉鏡花『夜叉ケ池』―福井県今庄(南越前町)
土用照(で)りの午後、福井県今庄(いまじょう)周辺で泉鏡花の幻想戯曲『夜叉ケ池』の背景をたどった。
夜叉ケ池は、福井県と岐阜県の境、標高1100メートルの山上にある周囲230メートルほどの池で、日野川、揖斐(いび)川の源流でもある。旱魃(かんばつ)に雨を降らせる条件として長者の娘が夜叉ケ池の主の龍神に嫁入りした伝説と雨乞(ご)いの効験(こうけん)で知られている。
■劉園英の薬膳レシピ 美味的健康のススメ
梨と陳皮のスープ煮〜体潤し、秋の空咳を治す
北陸大薬学部東洋医薬学准教授 劉園英
風邪をひいてから、なぜか咳だけがなかなか治らない。そんな経験のある人は多いでしょう。特に、猛暑が続いたこの季節、身体が疲れてやる気が出ない、胃腸の調子が悪い、急に肌がかさつき出したという人もいるはずです。その原因は「乾燥」です。今回は、体を潤し、空咳を治すメニューを紹介しましょう。
カラー読み物
■夏バテ解消にカラダが喜ぶ「ヘルシーランチ」
金沢市内に、「ヘルシー」を看板に掲げた店舗が次々とオープンしている。地元で採れた有機野菜や薬草を使ったオリジナルメニューのほか、栄養士が考えた献立を提供する店もある。夏バテで食欲がない人も多い秋口。体に優しい素材にこだわったランチで英気を養ってみてはいかが。
■傍聴席から
石川の強制わいせつ致傷、初の性犯罪の裁判員裁判
「未来がめちゃくちゃ」少女
少女に怒り「少しある」被告
石川県内初の性犯罪事件を扱った裁判員裁判は8月2日から5日間、金沢地裁で開かれた。性犯罪は「魂の殺人」とも言われ、その上、被害者は10代の少女である。少女の名前を「Aさん」と統一して伏せ、証言の際に別室から映像と音声を法廷に中継する方式をとるなど、可能な限り被害者保護に配慮した公判となった。
■仕事人プロの極意
提灯職人 堀由紀子
老舗に若い女性の力
加賀提灯に魅せられ
「伝統の灯消さない」
石川県内で数少ない加賀提灯(ちょうちん)専門店「五十嵐商店」(金沢市)。県内外から注文が寄せられる創業140年の老舗に、新たに女性職人が加わった。今年2月に88歳で亡くなった4代目五十嵐英治さんの孫、堀由紀子さん(31)である。需要の減少や担い手不足の影響で、全国の提灯専門店が次々に姿を消していく中、「手作り提灯が放つ柔らかな明かりに魅せられた。手仕事の灯を消すわけにはいかない」と強い決意を見せる。英治さんの後を継いだ5代目五十嵐治子さん(63)の手ほどきを受けながら、共に製作に励む毎日である。
■平成を斬る 俵孝太郎
唐突な増税発言で民主惨敗
消費税の論議は避けられず
消費税が焦点に浮上した国政選挙は、判で押したように推進する側の政権党が不振で、反対を叫ぶ野党側が議席を伸ばしてきた。今回の参院選でもその傾向は変わらなかった。過去の例をみると、大平正芳首相は一般消費税導入を問題提起しただけで、税率も導入時期も示していない段階だったのに、1979(昭和54)年秋の総選挙で、全国的に台風が吹き荒れて投票率が下がったという悪条件も作用して、公認候補レベルでは過半数をとれなかった。
■人生、いま一度
45年ぶり金沢へ帰郷 画家として生きる
細川 弘司さん(74) 金沢市
栄誉と苦悩の東京生活を精算
「自分には絵があった」
45年ぶりに金沢に戻った細川弘司さん(74)は今、親しんだ風景を描ける喜びを素直にかみしめている。30代、広告業界の大賞を数々受け気鋭のイラストレーターとして脚光を浴びるも眼病を患い退社、さらには難病で寝たきりになった妻の介護に尽くし、心身ともに極限状態に陥った。そんな東京生活を妻の死を機に清算して帰郷し、残りの人生は幼いころから思い続けた画家として生きようと、絵を追求する思索の毎日に穏やかな充足感を覚えている。 |
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カラーグラビア
■「涼しくてカワイイ」浴衣がブーム
おしゃれ感覚で街に、花火に
■ここはどっちの県?
道路や橋の真ん中に県境
■「夜の遊園地2万円で貸します」
誰にも邪魔されず“2人の世界”
■幸せ呼ぶ世界に1つだけの花
胡蝶蘭(こちょうらん)にお祝いの言葉や絵
■真夏を飾る水着美人
暑さ吹き飛ばす海辺の涼風
パブリシティー企画
・石川県家庭教師協会
親の姿勢が大学受験の合否を決める!
・北陸学院 卒業生が語る私のミッション
・ふるさと賛歌
金沢市 「学生のまち・金沢」を推進
・クスリのアオキ
その他
・原色うまいもん図鑑
「能登牛と加賀野菜の治部」 金城樓(金沢市)
・北國新聞文化センターだより
「カルチャーのすすめ」 ネイルケア・ネイルアート
・モノ申す 戸部良也
・日帰り山歩き
柚本寿二 大乗悟山(富山市)
・松井といく
・妖しい事件簿
・きょうも釣り日和 馬場源吉
・「野菜の達人」 東 保之
・玉州の占い百科
・廣瀬幸雄の「ビジネスのネタ探し」講座
・健康生きがい支援企画 お元気ですか
ホットライン
・金沢以西の年度内着工困難に
北陸新幹線、国交相判断先送り
・廃車使い電気自動車開発
金沢の企業が究極の「エコカー」
・好きなものは何でも盗撮
あきれた金沢市職員 アニメ映画から女性まで
・中国ドタキャンのイワシ購入
のとじま水族館 ジンベエ公開までの「つなぎ」
・高岡は東西食文化の境界?
駅で人気 1つの丼にうどんとそば
情報ファイル
・おすすめコンサート
・北國新聞赤羽ホール
・金沢競馬今昔
ほか
■漫画「おてんば珠姫さま!」
作・大西巷一 着彩・宮前洋介
■小説「金沢おんな坂 おとこ坂」
子母澤 類
撫子(なでしこ)の女
■エッセー「かさだかな日々」
水橋 文美江
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